夏休み企画として紹介してきたルアーリペイント
今回は、最後のトップコートの作業に入ります。
トップコートの種類
トップコートには様々な種類があるのですが
私がよく使用しているトップコートを紹介します。
- ラッカー系
- ウレタン系
ラッカー系
ラッカー系に関しては私はソフト99などの
車用のクリアーを使用することが多いです。
購入のしやすさやサイズが大きめなので
ルアーに使用する場合1本で長く使えます。
また、塗膜も厚めになり研ぎ出しする場合にも
削りすぎてしまう可能性を抑える効果があるそうです。
ウレタン系
ウレタン系もソフト99やホルツの車用を使用しており
ラッカー系クリアーとの違いは一度の使い切りになる点ですね。
また、価格もラッカー系と比較すると高めにはなりますが
研ぎ出しせずとも非常にきれいなツヤが出ることと
何より塗膜が非常に強くシンナーなどでも溶け出さないことが特筆する点です。
どちらを使うかは自由
作業のしやすさは圧倒的にラッカー系なので少量のルアーで塗装するなら
ラッカー系は非常に便利でおすすめな選択だと感じています。
ウレタン系は使い切りなので大量のルアーを一気に塗装するのであれば
使い切れずに無駄になってしまうことを抑えることができるのでおすすめですね。
ラッカー系で塗装
今回は、1個だけを塗装するためラッカー系クリアーで塗装していきます。
ウレタン系と比較すると塗膜が薄めになるのでかなりの回数重ね塗りします。
トップコートも一度に厚塗りしてしまうと液垂れが発生することはもちろん
塗料が厚くなりすぎると白く濁りが発生して取り返しがつかなくなるので
とにかく「薄く、何度も、重ね塗り」することを徹底して作業しましょう。
なかなか写真だと変化がわかりにくいですが塗装1回ずつの写真を載せておきます。
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
完成
流石に最後のトップコートはかなりの回数重ね塗りをしていきました。
お陰でトップコート前と比較するとだいぶツヤが出せたかなと思います。
写真だとどうしても光沢の差がわかりにくくて申し訳ありませんが結構いい感じですよ。
今回は2色に塗装しておりキャンディーブルーとシルバーの境界は
指で触ると段差がわかるレベルで塗装の厚さに違いが出ています。
更に完成度を高めたい場合は、細かい番手のヤスリで段差を滑らかにして
更にトップコートを塗装していくことで塗装の段差を無くすことも可能になります。
さいごに
4回に渡って紹介してきたルアーリペイント無事に完成となります。
途中で塗装ミスが発生して修復を行うなど回り道を行いましたが
こういった作業時のミスも、どうすることでリカバリーができるか
知識があれば修復していくことができるのでぜひルアーリペイント楽しんでみてください。
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