3月も中旬を過ぎて暖かい日が増えてきた印象ですね。
そろそろシーズンインされる方も増えてきそうです。
今回は、昨年購入していた中古ルアーの一つを塗装したので
そちらの塗装の流れを紹介していこうと思います。
クランクベイト
Googleレンズを使ってみても探せなかったクランクベイトです。
センター部分の接着剤の処理が凹凸になっていたため
ある程度補修をしてから塗装に入ろうと思います。
補修作業
ヤスリがけ
まずは凹凸を減らすために紙ヤスリを使って
状態が気になる部分をヤスリがけしていきます。
使用した紙ヤスリは400番です。
ヤスリがけをするとなかなかの削れ具合で
かなりの凹凸があることがわかりますね。
リップ部分の凹凸もある程度削っておきました。
リップはカラー塗装しないのでコンパウンドで磨くか
仕上げのクリアー塗装にするか考え中です。
マスキング
次にマスキングテープで塗装しないリップをマスキングします。
大きな面積は幅の広いタイプを貼り付けていき
貼りにくい部分には幅の狭いタイプで対応していきます。
サーフェイサー塗装
最初のヤスリがけが終わったらサーフェイサー塗装です。
塗装の大切なルール「薄塗り」を意識して2〜3回の重ね塗りを行いました。
塗装が終わったらしっかり乾くまで気長に待ちましょう。
ヤスリがけ(2回目)
サーフェイサーが乾いたら再度ヤスリがけをしていきます。
最初は400番の紙ヤスリで軽くヤスリがけして
次に800番で400番の傷を目立たないようにしました。
サーフェイサー(2回目)
全体のヤスリがけが終わったら削り粉などをしっかり拭き取り
2回目のサーフェイサーを塗っていきます。
塗り方は1回目と同じく薄く2〜3回の重ね塗りですね。
乾燥してからルアーの状態を見てみると最初の状態を比較しても
だいぶ凹凸の状態も目立ちにくくなりました。
これで、補修が完了したので色の塗装に入っていきます。
カラー塗装作業
シルバー塗装
まずは下地にシルバーを塗装していきます。
カラーはタミヤのリーフシルバーを使用しました。
リーフシルバーは隠蔽力が非常に高く慣れてくると
重ね塗り不要かと思うほどキレイに塗ることが可能です。
パールライトレッド塗装
次に塗るのは春らしい色のパールライトレッドです。
この色を見るとサクラのような春っぽさを感じますね。
マスキング貼り付け
次に行うのはマスキングです。
模型用のサクラ模様にカットが入っているマスキングで
サクラの柄が浮き出るようにしていきます。
マスキング貼り付けの際は縁の密着がしっかりしていないと
重ねた塗料が流れ込んでしまう可能性があるので
縁部分はしっかりと抑えてマスキングの浮きがないようにしましょう。
ブラック塗装
マスキングが終わったら次にブラックを塗っていきます。
黒も隠蔽力が高いので2回ほどの重ね塗りで乾燥させました。
ゴールド塗装
ルアー上部にゴールドを塗っていきます。
サイドは黒のままがいいのでルアー上部からまっすぐ塗装するように注意します。
程よくスプラッター柄のような感じも出ていい感じになりました。
ラメフレーク塗装
次に光が当たったときにキラキラと反射するように
ラメフレークを横面に軽く塗装していきました。
マスキングを剥がす
塗装がしっかりと乾燥したことを確認出来たらマスキングを剥がします。
剥がす際も慌てずに丁寧に剥がしていきましょう。
無理やり剥がそうとすると周りの塗装を抉ってしまい
せっかくキレイに塗れていた塗装が台無しになってしまいます。
ピンセットがあると作業がやりやすいと思います。
アイシール貼り付け
手持ちのアイシールから塗装した色合いとの相性を見て
今回は黄色のアイシールを貼り付けました。
ラメフレークの追加塗装
マスキングを剥がしてデザインを見たところ
サクラの部分が少し浮いてしまっている印象があったので
最後に両サイドに一吹きずつしてサクラ柄にもラメを入れました。
さいごに
今回はクランクベイトの補修と塗装を一気に進めていきました。
パールライトレッドは画像検索から色合いを見て購入しましたが
派手すぎない色合いで想像以上にいい色を買うことが出来たと思います。
仕上げのトップコートはウレタン2液タイプにしたいと思っているので
他のルアーも塗装が出来てからまとめて塗装するため今は止めていますが
トップコート作業の際はまた紹介して行きます。
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