フロッグルアーはかなり濃いカバーや
木々が入り組んでいるスポットへ送り込みます。
そのため、ルアーのウェイトがなくなってしまうことがあります。
ウェイトがなくなるとまともに飛ばなくなってしまったり
アクションにも影響が出てしまうので正直使い物にならなくなります。
しかし、なんとかして使えるようにしたいと考え
自分なりにウェイトの修理方法を考えてみたので紹介します。
修理するルアー
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-02.png)
今回修理するフロッグルアーはシャワーブローズ ソフトシェルです。
ボディ下部のウェイトが無くなりウェイトホールがむき出しになっています。
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-03.png)
ウェイトがない状態のルアー重量は14.98gでした。
使用するアイテム
- スプリットリング
- シンカー
- PEライン
- ラインストッパー
- 瞬間接着剤
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-05.png)
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-04.png)
修理するフロッグルアーに使用されていたウェイトの重量を考えて
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-06.png)
ある程度スプリットリングとシンカーで重量を近づけておきましょう。
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-13.png)
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-12.png)
PRライン・ラインストッパー・瞬間接着剤はウェイトを固定するために使用します。
スプリットリング取り付け
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2021/07/94-07.png)
最初はウェイトを取り付けれらるようにするため
フックに大き目のスプリットリングを装着していきます。
フックの線径が太くリングがなかなか付けにくいと思いますが
無理やり作業してしまうとケガの恐れがあるので気を付けて作業してください。
PEライン・シンカー取り付け
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スプリットリングにPEラインを通して更にシンカーも通します。
必要に応じてラインストッパーでシンカーを留めてあげて
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最後はPEラインをしっかりと結んであげます。
シンカーは好みでボディのウェイトホールに入れて完了です。
瞬間接着剤で固定
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ウェイトホールにシンカーを格納した場合は抜けないように
最後に瞬間接着剤を使用して固めてあげると安心です。
さいごに
瞬間接着剤がしっかりと固まったことが確認出来たら完成です。
シャワーブローズソフトシェルはもとの重量は19gで
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修理後は19.29gとかなりオリジナルの重量にかなり近くなりました。
使用感はシンカーがボディ内部に格納しているので
ボディが少し潰れにくくはなりますが十分よく動いてくれます。
実際には、オリジナルのウェイトより形であったり重量配分が異なるので
完璧に同じ動きというわけにはいきませんが実使用には大きな問題はありません。
もし、タックルボックスの中にウェイトが外れてしまい
出番が無くなったフロッグルアーが眠っていたら是非直してあげてください。
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