タックル紹介第8弾です。
今回は重量のあるクランクベイトやディープクランク
ブレーデッドジグなどを使うための
ヘビークランキングタックルを紹介します。
ヘビークランキングタックル
ロッドはヘラクレス レパード
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2023/04/181-05.png)
エバーグリーンのヘラクレスレパードです。
グラス素材が使われており長さは7ft3in
重量は234gとカーボンメインのロッドと異なり
結構な重量となっているので体力は必要ですが
使用時のバランスは非常によく疲れにくいです。
またグラスロッドのためキャストはクイックではなく
ブランクの反発に合わせてスローなキャストをするので
腕に瞬間的な負荷がかかりにくいのも相まって
長時間の使用でも苦にならない印象です。
リールはREVO EXD
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2023/04/181-01.png)
組み合わせているリールはREVO EXDです。
ロッドの特性上スイングスピードを上げないキャストをするので
リリース直後にスプール回転が急激に上がることがないため
スプール回転速度に応じてブレーキがかかってくれる
マグネットブレーキを採用しているREVO EXDを選択しています。
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2023/04/181-03.png)
また、リールの特性が遠投を意識したセッティングになっているので
グラスロッドの飛距離を出しにくいというポイントを
リールの性能でカバーすることが出来ていると思います。
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2023/04/181-04.png)
使用ルアーが重量級に寄っているのでリフトパワーを上げるため
ハンドルノブをアブワークスDFLノブに交換して
巻き抵抗の大きなルアーも安定して巻けるようにしています。
ラインは16lbの柔らかさを重視してナイロンラインを使用してますが
グラスロッド+ナイロンラインになるとクッション性が高くなるので
ナイロンラインは極力低伸度のものを組み合わせることで
ある程度クッション性を調節してタックルを組んでいます。
使用ルアー
![](https://kingfishergarage.com/wp-content/uploads/2023/04/181-08.png)
- クランクベイト(1/2oz以上)
- ブレーデッドジグ(1/2oz以上)
- スイムベイト
- クローラーベイト
クランクベイト(1/2oz以上)
やはりクランクベイトはグラスロッドと相性がいいルアーですね。
感度という面ではグラス素材はカーボンと比べ劣ってしまいますが
最適なリトリーブスピードでルアーを巻くことで
グラスロッドがクランクベイトの動きに合わせ振動するので
リトリーブスピードの管理やルアーの動きもしっかり把握できます。
私が持っているルアーだと、シャローからミディアムだと
バンタムマクベスやデプスイヴォーク2.0・エバーグリーンゼルク
といった基本的に14g以上のクランクベイトを使用しています。
ディープクランクになるとティムコマッドペッパーマグナムや
ダイワT.D.スーパークランクなどをメインに使用しています。
ブレーデッドジグ(1/2oz以上)
ブレーデッドジグもこのタックルとはピッタリのルアーです。
クランクベイトと同様にしっかりとルアーが動いて振動を出すので
ロッドが共振する形でアングラーに動きを伝えてくれますね。
使用しているウェイトは1/2oz以上をメインにしていますが
重量のあるトレーラーを使用している場合は3/8ozなども使っています。
太軸シングルフックなためフッキングには注意が必要ですね。
特に私は低伸度ですがナイロンラインを使用しているので
しっかりとしたフッキングが非常に大切になるため
巻きアワセや追いアワセ等フッキングには注意しています。
スイムベイト
一定スピードで巻いてくるスイムベイトも非常に扱いやすいですね。
クランクベイトやブレーデッドジグよりも柔らかい動きですが
ロッドのしなやかさで動きを阻害せずいい動きをしてくれます。
イマカツステルススイマーやフィッシュアロービビッドクルーズ
メガバスマグドラフトといったスリムな形状のスイムベイトを使用しています。
イマカツのステルススイマーシリーズはフックが出ていないため
ボトムにステイする使い方もできるのですがこのタックルでは
ゼロテンションからのアクションやフッキングは難しいため
基本的にはただ巻きのみに絞って使用しています。
クローラーベイト
一定スピードのリトリーブをメインに扱うクローラーベイト
普段だとある程度張りのあるロッドで組んだタックルを使っていますが
バスのバイトが少し弱い時期や上手くバイトが乗り切らないときに
バスの吸い込みに追従するロッドの柔らかさを活かせるこのタックルを使います。
ロッドが柔らかいためスローリトリーブでのルアーの小さな動きも
ティップが反応してくれているためノー感じになりにくいですね。
さいごに
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今回はヘビークランキングタックルを紹介しました。
このヘラクレスレパードが私にとって初めてのエバーグリーンロッドで
ここからエバーグリーンロッドの魅力にハマるきっかけとなった1本です。
今後も重量級巻物ルアーで活躍してくれる大切なタックルです。
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