少し前に携行性を重視したロッドを探していましたが
今回紹介するロッドを購入して少し使いましたので
ゾディアス5ピースC610M-5を紹介をしていこうと思います。
スペック
- 長さ :6ft10in(2.08m)
- 重さ :120g
- ライン :8〜16lb
- ウェイト :7~21g
シマノから発売されているゾディアスの5ピースモデル
購入した番手はC610M-5と6ft10inの長さと
ミディアムクラスのパワーとなっています。
初めてのマルチピースモデルのロッドなので
重量だったりベンディングなど気になっており
ロッドの自重は120gと6ft10inの長さを考慮したり
現在の軽量な1ピースモデルと比較してしまうと重く感じそうですが
実際に手に持ってみるとバランスが非常に良く
リールと組み合わせるとすこぶる扱いやすいバランス感になります。
ベンディングカーブは公式HPにはFテーパーとなっていますが
感覚的にはベリー周辺から綺麗に曲がっていくように感じました。
そのためか私が現在所持しているロッドと比較すると
ミディアムクラスというパワー表記よりも針のある感覚でしたね。
グリップエンドはカーボンモノコックとなっていて
「ZODIAS」のロゴが記載されています。
ブランクスのバット部分には「ZDPC610M-5」番手が表記されています。
グリップ部分以外のブランクス4本は「C610M-5」の表記があり
他の5ピースモデルと混合してしまう心配がなくて安心です。
また接続する際は「・」の表記を目印にすることでズレなく接続が可能です。
こういったちょっとしたポイントがありがたいですね。
リールシート部分にはフックキーパーが付いており
移動の際ルアーが留めることができて便利です。
使用ルアー
- クランクベイト
- スピナーベイト
- ブレーデッドジグ
- ラバージグ
- トップウォータールアー
クランクベイト
クランクベイトも非常に種類が多いのですが
9g前後から20g以下までのモデルならカバーしてくれます。
個人的には軽量なタイプならダイワのオリジナルピーナッツ
重めのものならシマノのマクベスやデプスのイヴォーク2.0を使っています。
ロッド全体が曲がる感覚なのであまりにルアーの動きが優しいタイプだと
人によってはリトリーブ時の振動が感じ取りにくく感じる場合がありますね。
その場合は動きの強いモデルを使って自分の感覚に合わせていきましょう。
スピナーベイト
クランクベイトと並ぶリトリーブ系の王道ルアースピナーベイト
こちらに関してもクランクベイト同様に重量的には10〜20g前後が扱いやすいです。
ただスピナーベイトの場合はブレードの種類やアクションによって
引き抵抗の重さに大きな差が出てくるので、重量も抵抗も重いスピナーベイトは
重さ以上にリトリーブが辛く感じ体への負担が増えてしまう可能性があったり
重量も抵抗も軽いスピナーベイトはノー感じになりやすくなる場合があるので
抵抗感とウェイトのバランスを考慮してルアーを選ぶと安心です。
ブレーデッドジグ
ブレーデッドジグに関しては感覚はかなりスピナーベイトに近いですね。
またブレーデッドジグの場合は基本的にトレーラーワームを付けて使用するので
ワームのサイズを変更することでその場でウェイト調整できるのは利点です。
トレーラーワームであればスピナーベイトも同様に付けられるのですが
個人的にはあまりスピナーベイトにトレーラーワームを付けてないので
ここのタイミングでトレーラーワームの紹介をしました。
ラバージグ
ラバージグもブレーデッドジグと同じようにトレーラーで重量調整できるので
かなり幅広い種類から選択してトレーラーワームで微調整するのがいいですね。
私が比較的使用している頻度が高いのはアーキーヘッドジグタイプで
シャッドテールワームをトレーラーに付けてスイムジグとして誓うことが多いです。
オカッパリでスタックしにくいようにアーキーヘッドタイプを選んでいますね。
ロッドがウェイト幅が広く結構な重さのルアーもカバーしてくれて助かっています。
トップウォータールアー
朝方とかに使いたくなるトップウォータールアー
個人的には先に挙げたルアー達と同様に巻き系統のルアーが多く
バズベイトやイヴォークゼロのような巻いて音を出すタイプが使用頻度高めです。
着水直後から巻いて水面に挙げたいバズベイトの場合は
6ft10inの長さでロッドを上げて巻き始めることで早く水面に出せるので
アピールさせられる距離が稼ぎやすくて非常に相性がいいです。
イヴォークゼロやクローラーベイトのような常時浮いているルアーは
状況にもよりますがロッドの強さを活かして遠投ができる点がいいですね。
イヴォークゼロ120の場合は重量が29.5gとなっており
ロッドの対応ウェイト21gを優に超えてしまっているのですが
ブランクス全体が曲がってくれることで負荷が分散して
しっかり曲がり込んで遥か彼方へルアーを弾き飛ばしてくれます。
実際に使用する際は過剰なウェイト釣果はロッド破損に繋がるので
十分注意してルアーを組み合わせるようにしてください。
使用感
実際に釣行で使用した感覚としては非常に懐の深いロッドですね。
表記ウェイト以上のルアーも不安感なく扱うことができること
組み合わせるリールやラインによって軽量寄りにも重量寄りにも変えられそうです。
私は今スコーピオンDCに16lbラインを組み合わせているので
かなり重量のあるルアーまでカバーできるセッティングにしている状態ですね。
スローな誘いをするルアーやリグも色々と扱ってきましたが
個人的には動きのある巻物ルアーが楽しく感じるロッドかなと感じました。
さいごに
自転車や電車でも釣りに行けるようにと考えて今回購入したロッド
ゾディアス 5ピース C610M-5でしたが非常にいい買い物ができました。
ウェイトの幅が広く1本で様々なルアーが扱いたいオカッパリにはぴったりです。
価格の面や嵩張らなさも含めて初めて釣りをする人にもオススメできる1本だと感じました。
パックロッドをお探しの方にはぜひ検討してみていただきたいロッドです。
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