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軽量級から中量級をカバーするスーパーマシン LX992Z

REEL

かなり暖かくなってきたと思っていたら

ガクッと気温が下がって体が順応してくれませんね。

今回は、かなり久しぶりにリールを購入したので

アブガルシア LX992Zを紹介したいと思います。

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スペック

  • ラインキャパシティ(シャロー) :8lb-100m、10lb-80m
  • ラインキャパシティ(ディープ);12lb-100m、14lb-85m、16ld-75m
  • ギア比:8.0:1
  • 巻取長:83㎝
  • 重量:160g

重量は160gということでRevoシリーズの中でもかなり軽量ですね。

この重量感だと様々なロッドにも合わせやすそうな感じがします。

ギア比は8.0:1で最大ライン巻取長は83cmと比較的ハイギアな設定ですかね。

私としては、巻きでも打ちでも扱える非常に汎用性の高いギア比だと思っています。

ギア比に関しては、個人の好みに左右される点も大きいので深堀はしません。

スプールですが、シャロータイプとディープタイプの2種類が付属しています。

ゼロブレーキシステム

LX992Zに搭載されているブレーキは「ゼロブレーキシステム」です。

今までゼロブレーキシステムが搭載されているリールを使ったことがなかったのですが

これは、マグネットブレーキの良さがよくわかるブレーキシステムだと感じました。

もちろん使用するルアーによっても若干変わってきますが

基本は黄色のマークにブレーキダイヤルをセットして使用しており

ダイヤルを回してあげることで様々なルアーやフィールド状況でもほぼ対応してくれますし

キャスティングからピッチングまで幅広くカバーしてくれる万能なブレーキですね。

使用感

シャロースプール

初期に装着されている金色のシャロータイプのスプールですね。

現在は、インスピラーレ クーガーエリートGT7と組み合わせて使用しています。

ある程度幅広いルアーやリグが使用できるようにフロロカーボンライン12lbを巻いています。

スプールいっぱいまで巻いていないので50〜60m程度のラインの長さになっていますね。

キャスト時のレスポンスに関してはブレーキ量がしっかり反映してくれる印象です。

遠投でのフルキャストやスキッピングでのクイックなキャストは

私のキャストスピードの場合初速が出やすい振り方をするので

ブレーキの効き目をCasting側(上側)に45°程度回して使用しています。

近距離の軽いキャストや低弾道のピッチングといった初速が出しにくいキャストの場合は

丁度ど真ん中で程よくブレーキが効く程度にして使用しています。

スプールの重量が軽いお陰で初速がしっかり出るので安定した飛距離を出せる印象ですね。

ディープスプール

ディープスプールモデルはシナジー スーパートライアンフと組み合わせています。

シャローと比べてディープスプールはスプール総重量が増すので

初速以上に中盤〜終盤にかけての回転維持が魅力的で

非常に安定した飛距離が出てくれている感覚です。

使用するルアーの空気抵抗にも左右されてしまいますが

今までよりも軽いキャストで思い通りの場所まで飛ばせるので

力まずキャストでき、体への負荷も少なくキャストアキュラシーも安定し

集中力が切れにくく長時間釣行時にも大きなアドバンテージになると思います。

私は、手が大きい方なのであまり意識はしていませんが

キャスト・リーリングどちらも、かなりパーミングしやすい印象です。

ブレーキの幅広さはオカッパリでタックル本数が限られる状況でも

かなり有効になってくるので迷ったらLX992Zって感じになりそうです。

さいごに

尖った性能だったりするのだろうかという最初の印象は使った瞬間吹き飛んで

驚くほどに扱いやすくキャストが楽しくなるリールです。

アブガルシアの中でも価格としては高い部類になるのでなかなか手が出しにくいかもですが

ディープスプールとシャロースプールの2個が付いているのでかなりお得だと思います。

マグネットブレーキが好きな方や、様々な状況に扱えるリールが欲しい方にはかなりオススメです。

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