タックル紹介第6弾です。
今回は夏に出番が増えるPEヘビータックルです。
PEヘビータックル
ヘビーパワー&PEラインのタックルを紹介していきます。
ロッドは ポイズンアルティマ172H
シマノとジャッカルのコラボロッド ポイズンアルティマ172Hです。
フロッグルアーでの使用が多く細かく動かすことがあるのですが
ロッドの軽さと手元重視になってるバランスが非常によく
長時間使用していても手首の疲労感がかなり少なく済みますね。
ロッドパワーは申し分ないのでフッキングからファイト時も心配なく
カバーなどに潜られる前に引っ張り出せる安心感があります。
ただ、ブランクの長さによる支点と力点に距離があるため
瞬間的に力のかかるフッキング時やバスが走った瞬間は
かなりの負荷が腕と手首にかかるので筋力は必須だと思います。
リールは13メタニウム
組み合わせているリールは13メタニウムです。
ロッドのパワーや使用するルアーの重量から
ラインはフッキングにパワーがいる太軸フックが使用される
フロッグルアーやエラストマールアーをメインに使うので
PEライン4号80mを巻いて使用しています。
ギア比はカバーの濃い場所でも潜り込まれないように
巻取り速度重視のエクストラハイギアを採用しています。
使用ルアー
- フロッグ
- エラストマールアー
フロッグ
PEラインを使用したタックルはフロッグのために作ったようなものなので
やはり最も使用頻度が高いのはフロッグ系統ルアーですね。
すり抜け重視のスケーティング系フロッグを使った釣り
移動距離を抑えるカップ形状の付いているポッパー系フロッグの釣り
共に非常に扱いやすいタックルバランスになっていると思います。
フロッグルアーはボディが空洞になっているため見た目以上に軽量ですが
使用する状況においてはマットカバーや混み入ったオーバーハングの奥といった
しっかりとしたパワーのあるタックルでないとかけたバスを取り込めないので
想像以上にタックルバランスに気を使う釣りだと感じています。
ポイズンアルティマ172Hはバットやベリーは硬めで
ティップが曲がって荷重を受けるタイプのロッドなので
軽量なフロッグルアーはスイングスピードでロッドを曲げてキャストします。
私は比較的クイックなキャストをするタイプなこともあり
ポイズンアルティマ172Hはぴったりのロッドになっています。
エラストマールアー
ここ数年で一気に広がりを見せているエラストマー素材のルアー。
ワームのような柔らかさを持ちながら高浮力な素材は
今までに実現出来なかった様々なルアーが出てきていますね。
野良ネズミエンペラー
ティムコの野良ネズミエンペラーは自重27gとしっかり重みがあるので
ヘビータックルで使用すると非常に扱いやすいです。
フルキャストはもちろんブレーキセッティングを強めにしておけば
スキッピングも難なく出来るので濃いカバーでも活躍します。
注意点は普通のワームより針持ちがいいので
ついつい無茶なキャストを繰り返してしまうと
エラストマー素材と言えど自重の重さが相まって
ルアーが負荷に耐えきれずフック周辺が裂けてきます。
バウンティフィッシュ
ジャッカルから出ているバウンティフィッシュも使いやすいルアーです。
感覚としてはフロッグルアーのような小刻みなトゥイッチで使用しますが
やはりリール側に重量が重量バランスが寄っているので非常にアクションさせやすいです。
ルアーの特性上トレブルフックルアーだと躊躇するようなカバーの奥であっても
送り込んでバスを誘う事を目的としているので
ヘビーパワーのロッドとPEラインの強度さがぴったりですね。
ハドルスイマーエラストマー
こちらもかなり使用頻度が高いルアーですね。
サイズは主に4.5インチを使っています。
通常のオフセットフックで使用し表層で使ったりしますが
ウェイテッドフックやネイルシンカーを使って
サスペンド〜シンキングにウェイト調整して使うことが多いですね。
ノーシンカーで使用すればPEラインの比重の軽さも相まって
長時間放置やデッドスローリトリーブも沈まず誘い続けられますし
ウェイトチューンでの使用だとリトリーブの速度を調整することで
スローリトリーブであれば一定レンジを引いてくることができ
長時間放置からの早巻きを行えば表層に上がってくるような誘いもできます。
リトリーブ使用でも、放置でも、トゥイッチなどのアクションでも
タックルの重量的にも長時間使用していても体への負担が少ないですね。
さいごに
今回はヘビーPEタックルを紹介しました。
PEラインを使用するとどうしてもタックルバランスが尖ってしまいますが
近年のエラストマー素材が使用されたルアーの登場もあったり
アメリカではトップウォーターには高頻度でPEラインを使用されていることもあり
フロッグルアーだけに留まらずPEラインタックルは
かなり使用される機会が増えているような気がしますね。
これから気温が上がってくると更にPEタックルの出番が増えてきそうです。
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